3日、全日空の客室乗務員から乗務前の検査でアルコールが検出され、乗務を交代していたことが分かりました。この影響で福岡と成田や羽田を結ぶ合わせて4便に遅れが出ました。




全日空によりますと、アルコールが検出されたのは、3日午前7時20分に福岡を出発し成田に向かう便に乗務する予定だった20代の客室乗務員で、乗務前の検査で呼気1リットル当たり0.14ミリグラムのアルコールが検出されたということです。

会社は急きょ、別の客室乗務員と交代し、この影響で福岡と成田や羽田を結ぶ合わせて4便に遅れがでました。

国の基準ではアルコールがわずかでも検出された場合、パイロットだけでなく、客室乗務員についても乗務を禁じていますが、この客室乗務員は乗務前日の午後9時半ごろまで友人と一緒に福岡市内の飲食店で焼酎2杯程度を飲んだということです。

今回の件について全日空は「お客様をはじめ関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。すべての客室乗務員に対し注意喚起を実施するとともに、再発防止に努めます」とコメントしています

2020年1月4日 17時11分  NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200104/k10012235461000.html