契約解除のセブン元オーナー松本さんが法廷闘争へ
[2020年1月6日18時53分]

昨年12月31日付でセブン−イレブン・ジャパンとのフランチャイズ契約が解除された
セブン−イレブン東大阪南上小阪店(大阪府東大阪市)の元オーナー、松本実敏さん(58)が6日、
オーナーとしての地位確認などを求める仮処分を大阪地裁に申し立てた。

松本さんが明らかにした。セブンVS「物言うオーナー」の対立は法廷闘争に移る。 
取材に応じた松本さんは「セブンのやり方、こういう事実があるということを裁判で、とことん洗いざらい出していく。
自分が正しいとか、セブンが間違っているとかは二の次。とりあえず、いままで出ていなかった事実は事実として、出していく」
と長期戦も覚悟した。 さらに「ボクは自分の身がどうなろうとも、最後まで闘い抜く気持ちはあります」
と決意を新たにしたが「ただ財力が持つかどうか…」と不安も見せた。

松本さんは人手不足を理由に、昨年2月から本部の許可を得ず、自主的に時短営業をスタート。
コンビニの24時間営業問題の議論のきっかけをつくり、最近ではセブン本部の年中無休の原則に反し、
元旦を休業にすると表明していた。セブン本部は顧客からの苦情が多いとして昨年12月31日付で契約を解除した。
松本さんは31日と元旦は休業し、2日から独自営業しているが、レジや商品発注など「セブン」のサービスが使えない状態。
店に残っている商品を売るだけの営業を続け、商品を売り切った後は再び休業を検討している。

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東大阪市のセブン−イレブン元オーナー松本実敏さん(2020年1月2日撮影)
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