【ロンドン共同】前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告がレバノンへ逃亡した事件で、英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は6日、英国の退役軍人が逃亡に関与した疑いがあると伝えた。逃亡に使われたジェット機代金の支払いに関わった可能性があるとされるが、本人は関与を否定している。

 同紙によると、退役軍人はアラブ首長国連邦を拠点に航空・物流企業を経営するマイク・ダグラス氏。ゴーン被告逃亡には、米陸軍特殊部隊で活動した経験を持つ民間警備会社の人物ら2人が同行したとみられている。3人はいずれもイラクで米軍の業務を請け負った経験があるといい、つながっていた可能性がある。

2020/1/7 10:58 (JST)1/7 11:12 (JST)updated 共同通信
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