大阪府吹田市で去年6月に起きた拳銃強奪事件で、男に包丁で刺されて、一時、意識不明の重体となった巡査(27)が今月20日から、勤務に復帰することになりました。

去年6月、大阪府吹田市の交番で、勤務中だった古瀬鈴之佑巡査(27)が男に胸などを包丁で刺され、拳銃を奪われました。包丁は肺を貫通して心臓に達し、古瀬巡査は一時、意識不明の重体となりました。その後、意識が戻り、歩行訓練などのリハビリに取り組んで、軽いジョギングができる程度まで回復し、去年11月に退院しました。退院後も、古瀬巡査は通院でのリハビリを続け、今月16日、「軽作業ができるまで回復した」と医師が判断し、20日から勤務に復帰することが決まりました。腕を上げると胸の傷口が痛むなど完治はしておらず、当面は、リハビリを続けながら吹田警察署内で事務作業を担当する予定です。この事件では先月、飯森裕次郎被告(33)が強盗殺人未遂などの罪で起訴されています。

01/17 19:32
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