https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200124/2000024542.html


みかん産出額 和歌山が全国一
01月24日 07時02分

和歌山県の昨年度のみかんの産出額は308億円に上り、4年連続で全国一になりました。

みかんの産出額は、市場での販売単価から流通にかかわる経費などを除いた額に生産量をかけて算出されます。
和歌山県によりますと昨年度の販売単価は1キロあたり平均267円と前の年に比べ37円低くなりました。
一方、生産量は前の年からおよそ8%増えて15万5600トンとなり15年連続で全国1位でした。

この結果、産出額は308億円と前の年を27億円下回りましたが、▽2位の愛媛県の251億円、▽3位の静岡県の249億円を上回り、4年連続で全国一になりました。
和歌山県果樹園芸課の立石修課長は、「全国トップは農家の皆さんの努力のおかげです。これからも全国一を継続できるようオリジナルの品種の栽培やより糖度の高いみかんを選んで出荷する『厳選出荷』を進めるなどして課題の販売単価を上げていきたい」と話しています。