https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261501000.html


四国で猛烈な雨 土砂災害や低地の浸水などに警戒
2020年1月28日 2時31分気象

前線と低気圧の影響で四国で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降っています。気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと四国沖にある前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。

徳島県の那賀町付近と美波町付近、それに高知県の室戸市付近と東洋町付近では、28日未明、レーダーによる解析で1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

これまでの雨で、徳島県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

大気の不安定な状態が続くため四国では、28日明け方にかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、ところによって1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。

気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。