東京電力は、福島第1原発で発生する放射性物質を含む汚染水が滞留している4号機で、原子炉建屋を除く二つの建屋地下の汚染水を、床面が見えるまでポンプでくみ上げたと発表した。
汚染水の水位を下げて外部へ漏れ出すのを防ぐ作業の一環で、水たまりが残る場所もあるが、ケーブルとみられる作業用具や茶色がかった堆積物を確認した。
2020年内に原子炉建屋でも同様の処理を目指す。

汚染水をくみ上げたのは4号機のタービン建屋と廃棄物処理建屋。
東電によると、19年4月に作業を始め、今年1月17日に地下1階の床面が見えるまでになった。

https://www.47news.jp/national/genpatsu/4478426.html