中国の習近平指導部は、3日、新型コロナウイルスによる肺炎に関する会議を開き、「弱点や足りない部分があらわになった」と、一連の対応に問題があったことを認めた。

国営新華社通信によると、習主席ら党の最高指導部は、新型肺炎をめぐる会議で、「弱点や足りない部分があらわになった」と指摘し、一連の対応に問題があったことを認めた。

指導部が自らの非を認めた形で、異例となる。

そのうえで、「対応能力を高める必要がある」などと強調し、国内でも批判の声が上がっている初動対応を課題にあげた。

一方、スイスで3日に始まった、WHO(世界保健機関)の執行理事会で、中国の代表は、各国が渡航制限をしていることなどについて不満を示した。

テドロス事務局長は、中国の対応をあらためて称賛し、「不必要な渡航・貿易制限を行う理由はない」と表明した。

2/4(火) 6:19配信
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