フォローしていないものも含め、他のアカウントをまとめて管理するすることができるTwitterの「リスト機能」。「公開」と「非公開」を選べることができ、「非公開」設定の場合、リストの中身はもちろん、リスト名そのものが他のユーザーからは見ることができない。しかし、どういうわけか6日夕方から午後8時ごろにかけて、この「非公開リスト」が見られるようになってしまっていたのだ。

 例えば山梨県警の公式Twitterアカウントの非公開リスト一覧には「国の機関等」などの堅いものが並ぶ中、「愛乙女☆DOLL(ラブリードール)」とのリストが。これはメンバーが一日署長をしたことがあるアイドルグループとみられているが、ユーザーによっては好きな人や嫌いな人をリスト化していることもあり、タレントや声優の非公開リストも見えてしまうのではないかと、Twitter上は一時“祭り”状態に。トレンドワードにも「非公開リスト」がランクインする事態となった。

 今回のハプニングについて、ITジャーナリストの三上洋氏は「システムのバグだろう。過去にも起きたことがあるが、今回同様、リストの中身(アカウント名)までは表示されなかった」とした。

 ただ、リスト機能そのものを使ったことのない人も多く、とろサーモンの久保田かずのぶは「機能自体、よく知らなかった」、フリーアナウンサーの柴田阿弥も「そもそもTwitterだけじゃなくて、ネットサービスをあまり信用していないので、過激な人を見る用に裏アカを作っている」と暴露。「list_1」「list_2」などの非公開リストを作成していたジャーナリストの佐々木俊尚氏は「たくさんのアカウントを見たいが、数が多いので適当に放り込んでいただけ。昔はリスト名も付けていたが、いつかこういうことが起きると思って」と苦笑していた。

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