駒沢女子大生監修の弁当 第2弾  来月2日までJRコンビニで販売
2020年2月25日
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弁当などを監修した学生たち=稲城市で

 栄養士を目指す駒沢女子大(稲城市)健康栄養学科の四年生六人が監修した弁当など四商品が、関東のJR東日本の駅にあるコンビニエンスストア・ニューデイズで販売されている。塩分を控えるなどヘルシーさと色鮮やかさを意識し、野菜をふんだんに使っている。販売は期間限定で三月二日まで。 (松村裕子)

 学生らは昨春、担当の西村一弘教授が会長を務める都栄養士会の賛助会員企業の仲介で、初めて弁当の監修を手掛け、JR東日本のグループ会社が商品化した。

 好評だったため、今年は弁当二種類に加えてサンドイッチとトルティーヤも考案し、第二弾として売り出した。

 豆腐ハンバーグ弁当とタンドリーチキンのエスニック弁当(税込み各五百円)は、ともにブロッコリーやパプリカなど野菜を中心に十二種類の食材を使用。ハンバーグにはキノコのデミグラスソースをかけ、ソースをキノコに絡めることで塩分を抑えた。チキンは塩を使うところを香辛料で味付けした。

 サンドイッチ(同三百二十円)は卵とチャーシューを使用。具材を薄いパンで巻いたトルティーヤ(同二百九十八円)は、ペースト状にしたホウレンソウを混ぜたグリーンカレー味に仕上げた。

 各商品のパッケージには、監修者として大学名が印字されている。

 監修した一人の薗部果歩さん(22)は「若い会社員に、手軽に野菜を食べてほしいと思って考えた。塩は既存のコンビニ弁当の半分にした」と説明。「商品になってうれしい。いい経験になった」と話した。

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豆腐ハンバーグ弁当

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玉子とチャーシューの彩りミックスサンド(いずれもJR東日本リテールネット提供)