【パリ=白石透冴】新型コロナウイルスで1万3千人以上が死亡したイタリアで、感染拡大が鈍ってきた。感染者数の伸び率は3週間あまりで20%台から4.5%に落ち、世界保健機関(WHO)幹部は「近く安定する」との見方を示した。スペインも似た傾向にある。ただ感染者の全数を把握できておらず、第2波が起きる恐れも残る。

「イタリアの流行はまもなく安定するだろう」。WHOの緊急事態対応を統括するマイク・ライアン…

2020/4/2 20:17日本経済新聞 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57591620S0A400C2EA2000/