緊急事態宣言から3日。
新型コロナウイルス感染拡大の勢いが止まらない。

東京都では9日、これまでで最も多い181人の感染が新たに確認され、全国の感染者は5,000人を超えた。

その東京と国との間で、最大の焦点となっているのが休業要請の線引き。

小池都知事「国との間の調整というか、考え方の整理が途中から必要になった」

東京都は、当初休業対象としていた業種の一部をその対象から外す方針を固めた。

外れるとみられるのが、理容店や美容室。

緊急事態宣言を受け休業している、東京都内の美容室「ディアローグ」。

今回の方針変更を受け、休業明けに客が殺到することを防ぐため、週末から通常の2割のスタッフで縮小営業を始めることを急きょ決めた。

ディアローグ・井口智明社長「政府としても初めてのことなので、やむを得ないと思うが、われわれもバタバタしてしまったことは事実」

すでに休業に入っている百貨店も、対象から除外されるとみられる。

都の方針転換に、ある百貨店の広報からは「え、除外!? (お客さまに休業は)当面の間と言っているので、対象から外れたら再度検討になるかも」という声が。

このほか、ホームセンターやショッピングモールなど“生活に関わる場所”が対象外に。

また、居酒屋、スケート場、ゴルフ練習場、バッティングセンターなども除外される見通しで、居酒屋については営業時間の短縮を求める方針。

小池都知事「(休業基準を)明確にお示しをしないと、お店の方も困るので。スピード感重視でいきたい」

その小池知事は、9日夜に西村経済再生担当相と面会し、休業要請をめぐる最終調整を図る見通し。

焦点となっている対象の業種や休業実施の時期などについて、協議が決裂した場合、都は独自の協力要請と協力した店を救済する「感染拡大防止協力金」制度の実施に向け、検討を進めている。

一方、各自治体によって判断が分かれているのが保育園。

10日から休園が決まった豊島区の保育園には、9日も変わらず、多くの保護者が子どもを預けに来ていた。

都は、保育園に対しては休業要請をしない方針だが、豊島区は10日以降、原則休園に踏み切ることにした。

保護者「保育士の先生の感染リスクもありますし、子どもの感染リスクを考えると仕方がないのかなと」、「わたしもお休みをいただいたこと、主人が在宅勤務なんですが、うまく調整しました。厳しい1カ月になるだろうなと覚悟しています」

一方で、子どもを預けざるを得ない人も。

保護者「わたしも夫も医療関係者なので、預けないわけにはいかないので、一応区立にお願いしようと」

区では、世帯全員が医療従事者、警察、消防などの職種である場合に限り、応急保育を実施するとしている。

各家庭で事情が異なる中、園長は社会全体でのフォローアップを訴える。

西池袋そらいろ保育園・一見千枝子園長「経済を回すことも大切ですけど、じゃあ命は、と考えたときに何を優先するのか、企業もしっかりそれについては対応してほしい。困るのはやはり子育て世代なので」

都心の風景も大きく変わっている。

スターバックスコーヒーは、緊急事態宣言の対象地域にある、およそ850店舗を9日から臨時休業。

カップを持った人が行き交っていた光景は、すっかり見られなくなった。

一方で、東京以外の緊急事態宣言対象地域は、休業要請に慎重。

神奈川、埼玉、千葉の3県は、休業要請はしないと明言。

大阪府も当面見送る方針。

しかし、大阪では、やむを得ず休業するところも。

観光名所の1つ、通天閣。

8日は、過去最低の30人しか来場せず、9日からの休業を決めた。

通天閣・高井隆光社長「最後の最後まで開け続けたということでの責務は果たせたのかなと」

中には、「今閉まったんですか? 閉まっているとは知らなかった」と話す人も。

今回の緊急事態宣言の対象地域から外れた愛知県は、国に対して対象地域に加えるよう要請。

そのうえで、愛知県の大村知事は「あす午後、愛知県として県としての『緊急事態宣言』を発出いたします」と述べた。

同じく今回の宣言対象地域から外れた北海道では、9日、新たに18人が感染したことがわかった。

以下ソース先

2020年4月9日 木曜 午後7:18
https://www.fnn.jp/articles/-/30404

★1が立った時間 2020/04/09(木) 19:39:25.27
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