自宅療養中に急変し死亡相次ぐ 東京都内 新型コロナ

 今月、東京都内で微熱などとして自宅療養していた80代の男性2人が相次いで倒れて死亡したあと、新型コロナウイルスに感染していたことが捜査関係者などへの取材でわかりました。
 このうち1人は症状が改善しないため病院に向かう途中で倒れたということで、専門家は「症状が急激に悪化することを示したもので、常に先を見据えた処置を取る必要がある」と指摘しています。

 今月17日、東京 葛飾区の路上で80代の男性がしゃがみこんでいるのを通行人が見つけ、病院に搬送されましたが、この日、死亡しました。

 捜査関係者などへの取材によりますと、その4日後、PCR検査の結果で新型コロナウイルスに感染していたことがわかったということです。

 男性は10日ほど前から発熱と下痢の症状があり、かかりつけ医に薬をもらい自宅療養を続けていましたが、症状が改善しなかったことから、別の病院に向かう途中で倒れたということです。

 さらに今月19日には、中野区の自宅で80代の男性が体調が悪いと家族に伝え、病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。
 そのあとのPCR検査で感染が確認されました。男性は2週間前から微熱があり、自宅で療養を続けていたということです。

 全国では、自宅や路上で倒れて死亡したあと、感染していたことが発覚したり、軽症だとして自宅待機中だった人が死亡したりするケースが相次いでいます。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

NHK NEWS WEB 2020年4月25日 19時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200425/k10012405741000.html