【北京共同】中国外務省の華春瑩報道局長は6日の記者会見で、トランプ米大統領が新型コロナウイルスの世界的感染拡大の責任を巡り、対中制裁関税を発動する可能性に言及したことに反発した。華氏は「貿易戦争は誰の利益にもならない。関税を武器に使い他国を脅迫するような考えは放棄すべきだ」と強調した。

 ポンペオ米国務長官が中国湖北省武漢市の研究所が新型コロナの起源だという多くの証拠があると述べたことについては「証拠を出せていない」と指摘。「中国に対し二度といわれのない非難をするな」と述べた。

 中国がこれまでに、計約150の国と国際機関に防疫物資を提供したことも紹介した。

5/6(水) 21:47配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000108-kyodonews-int
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20200506-00000108-kyodonews-000-view.jpg