2020年5月8日 21時44分
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0508/ym_200508_3531126021.html

米労働省が8日発表した4月の雇用統計(季節調整済み)によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う
人員削減の動きを受け、失業率は14・7%と前月から10・3ポイント悪化した。
リーマン・ショック後のピークだった2009年10月(10・0%)や石油危機後に景気が低迷した1982年12月
(10・8%)を上回り、比較可能な48年以降で最悪の水準だ。
年ベースでは世界大恐慌時の33年に24・9%に達したことがあり、雇用情勢の深刻さは当時以来となる。
非農業部門の就業者数は、前月比2050万人減だった。マイナスは2か月連続で、過去最悪だった。