6/7(日) 14:36
読売新聞オンライン
 
 静岡県警は5日、JR安倍川駅(静岡市駿河区)東口のロータリー新設に伴い、一時停止の道路標識を移した際に、不適切な事務処理があったと発表した。無効の道路標識に基づき2018年〜今年5月に67人を摘発しており、反則金計42万6000円の還付や違反点数の取り消しなどを進める。

 ロータリーは18年3月に完成した。県警によると、新たな道路形状に合わせて一時停止標識を移設したが、管轄する静岡南署の当時の担当者が、事務的な変更手続きを忘れていたという。

 5月28日に、別の静岡南署員が、道路標識を管理するシステムを確認したところ、無効の状態になっていることがわかった。県警はすぐに変更手続きを行った。

 県警交通規制課は「職員の指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200607-00050057-yom-soci