時事通信
 
 防衛省は24日、配備計画を停止した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の関連経費のうち、2017年度以降に米国などに既に支払った計196億円の内訳を公表した。

 
 それによると、陸上イージス本体2基の取得経費97億円や米ロッキード・マーチン社製レーダー「SPY7」の取得経費65億円、米国からの情報取得費27億円など。20年度予算に計上した垂直発射装置115億円や調査費14億円は、未契約のため含まれていない。

 防衛省は陸上イージスの総経費について、本体費用や教育訓練費、維持管理費など4504億円と見積もり、うち1787億円は既に契約済みだった。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200624-00000069-jij-pol