日本は人口が減少し始め、過疎化に悩んでいる地域もある一方で、人が増え続けている魅力的な地域もあります。日本のどこが魅力的なのかを知るには、人の動きを確認するとわかりやすいです。

そこで、統計データをもとに都道府県ごとの人の転入出状況を確認してみました。今回はその中でも埼玉県の魅力を確認してみました。

埼玉県の転入超過数は全国で3番目に多い
人口は出生や死亡による自然増減と、人の移動による社会増減によって変化します。今回取り上げるのは社会増減のみですが、人の移動は人の意思によってすることから、地域ごとの人気の有無がよくわかります。

魅力のある(住みたい)地域は転入者が増えやすく、魅力のない(住みたくない)地域は流出者が増えやすくなるからです。

まずは総務省の住民基本台帳人口移動報告から、2019年の埼玉県内での移動者数、埼玉県への転入者数、埼玉県からの転出者数、転入超過数を確認してみました。

県内移動者……県内で市区町村の境界を越えて住所を移した人
他都道府県からの転入者……他の都道府県から埼玉県内へ住所を移した人
他都道府県への転出者……埼玉県から他の都道府県へ住所を移した人
転入超過数……転入者数から転出者数を引いた数で転入超過数がマイナスは転出超過を示す

2019年の1年間に、埼玉県は他の都道府県から19万3481人が転入しており、埼玉県内では14万5353人が、県内の市区町村から他の市区町村へ移動しています。さいたま市の場合、市内で違う区へ移動した場合も含みます。

そして、他の都道府県へは16万6827人が転出していることで、埼玉県の1年間の転入超過数は2万6654人となっています。性別では転入超過数にはほとんど差がありませんが、転入者と転出者はどちらも男性のほうが少し多くなっています。

埼玉県は東京都、神奈川県に次いで全国で3番目に転入超過数が多く、移動者にとって比較的魅力のある県のようです。

埼玉県は2008年8月から転入超過を継続中!
最後に埼玉県の転出入状況を、月ごとに15年間(180ヶ月)調べてグラフにしてみました。1つ目のグラフが直近の2015年4月からの5年間(60ヶ月)、2つ目はその前の2010年4月からの5年間、3つ目はさらに前の2005年4月からの5年間です。

資料:総務省「住民基本台帳人口移動報告(各月の月報)」

埼玉県も東京都や大阪府と同様に、毎年3月4月に大きな転入超過となっています。就職や進学で転出者を大きく上回る転入者がいるのでしょう。つい最近の2020年3月は8003人の転入超過で、15年間で最も多い月です。

そして埼玉県の特長は、転入超過の月が10年以上も継続している(現在も継続中)ことです。2015年4月以降のこのグラフでは、すべての月が転入超過となっています。

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/085f55084bf23f79c1760409aff858986b898e24?page=1
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200625-00010002-ffield-001-1-view.jpg
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★1 2020/06/25(木) 14:45:04.77
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