ソニーは1日、首元を冷やしたり温めたりするウエアラブル端末「REON POCKET（レオンポケット）」の一般販売を始めたと発表した。専用下着の首元にあるポケットに装着してスマートフォンのアプリで温度を設定できる。家電量販店や電子商取引（EC）サイトを通じて販売する。外出の多い会社員らの需要を見込む。

ウエアラブル端末はデジタルカメラなどで培った熱設計技術を生かして開発した。メーカー希望小売価格はウエアラブル端末が1万3000円、専用下着が1800円。同製品は2019年夏にインターネット上で小口資金を募る「クラウドファンディング」を実施し、1週間で目標額の6600万円を達成した。その後も販売の要望があったため、正式に事業化を決めた。

2020/7/1 18:05　日経新聞
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