広島市で新たに6人の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。このうち4人はカラオケ店などで接触していたことが明らかにされました。

広島市は午後4時半から会見を開き、詳細を説明しました。

新たに感染が確認された6人のうち20歳代の会社員ら4人は会社の同僚で、今月7日にカラオケ店などで接触していたことが明らかにされました。いずれも14日に陽性と判明し、現在は入院しているということです。

このほか、30歳代の男性は今月8日、母国に帰る医療機関の実習生を広島駅まで見送りましたが、この実習生が母国の検査で陽性と判明したことから、接触者としてPCR検査をしたところ、14日に陽性と判明し、現在は入院しているということです。職業は明らかにされていません。

もう1人は13日に38.4℃の発熱があり、14日に肺炎の所見があったことからPCR検査をした結果、陽性と判明しました。現在は入院中です。性別や職業は公表されていません。

感染が確認された6人によりますと、いずれも発症前14日以内に海外への渡航や広島県外に滞在したことはなく、外出時や勤務時にはマスクを着用していたということです。

広島市は6人の濃厚接触者などの調査をし、必要時にはPCR検査を実施するとしています。

これで広島県内の感染者数は188人となりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/854e14fa071973bb08eeda9792e95e1f8c5746ff