茨城県つくば市で18日から、スマートフォンを活用したインターネット投票の実験が始まる。同市民に加え、市外在住の人も参加でき、市に提案があった新技術を用いる9件の事業のうち、市が支援金を出すべき事業を選んで投票する。

 今回は21件の応募の中から市が書類審査で絞り込み、飲食業界の人手不足を補うロボットや、触れずにパソコンを操作できる技術など、9件の事業がエントリー。市は投票結果も参考に審査し、5事業に最大100万円を支給する。

 ネット投票は、投票所に出向かなくても投票できる利点があり、選挙での活用が期待されている一方、本人確認の面などで課題もある。市は2年前から、仮想通貨の技術「ブロックチェーン」や顔認証などを用いて、投票実験をしている。

 3回目の今年は、スマホからマ…(以下有料版で、残り349文字)
朝日新聞 2020/9/17 9:30
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