横浜市のたまプラーザ駅北側地区で13日から、地域通貨の実証実験が始まる。カヤック(神奈川県鎌倉市)の地域通貨サービス「まちのコイン」を活用し、公園や道路の清掃など地域活動に参加するとスマホアプリ上でポイントが付与され、地元の加盟店での買い物などで使える仕組みだ。

たまプラーザの地域団体「たまプラ・コネクト」が主体となり実施する。地域の飲食店などが参加する予定だ。ポイントの受け渡しはQRコードでおこなう。地域活動への参加を促し、多世代交流や共助活動につなげる。

まちのコインは神奈川県の「SDGs(持続可能な開発目標)つながりポイント事業」に採択されており、県内では小田原市が導入している。

日本経済新聞 2020年10月2日 18:22
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO64546100S0A001C2L82000?s=5