ブレーキ利かず走りだす 京都丹後鉄道
2020.10.5 19:45産経WEST
 国土交通省は5日、京都府宮津市の京都丹後鉄道宮津線丹後由良−栗田間で緊急停止した西舞鶴発豊岡行きの列車のブレーキが利かず、走りだすトラブルが4日夜にあったと発表した。国交省は事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。

 国交省によると、列車はワンマン運転の1両編成。乗客乗員5人にけがはなかった。同鉄道の運行会社「WILLER TRAINS」は5日、ブレーキシリンダーの破損による空気漏れが見つかったと明らかにした。

 トラブルは4日午後9時5分ごろ発生。栗田駅の手前で異常音を聞いた運転士が非常ブレーキをかけ、点検のため降車しようとした際に列車が動き始めた。その後もブレーキが利かず、栗田駅を約242メートル通り過ぎて停止した。
https://www.sankei.com/west/news/201005/wst2010050024-n1.html

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