若狭高浜病院医師パワハラで処分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20201017/3050006027.html
10月17日 13時16分 NHK

高浜町にある若狭高浜病院に勤務する50代の医師が病院の複数の職員に対して大声で叱責するなどのいわゆるパワーハラスメントを行っていたことがわかり、病院を運営する法人は16日付けでこの医師を戒告の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは若狭高浜病院に勤務する51歳の医師です。
病院を運営する独立行政法人、「地域医療機能推進機構本部」によりますと、この医師はことし7月7日と8日に病院の複数の職員に対しほかの職員がいる前で日頃の勤務態度が気に入らないと怒鳴ったり、業務と関係のない理由で人格を否定したりして、精神的な苦痛を与えたということです。
職員からの相談を受けて病院が調査を行った結果、医師の行為がいわゆるパワーハラスメントにあたることが確認できたとして地域医療機能推進機構本部が16日付けで戒告の懲戒処分としました。

医師には、以前にもパワーハラスメントにあたる言動があったことから病院長が口頭で注意をしていたということです。
この医師は「自分の言動がハラスメントにあたるかもしれないと思っていた」などと話しているということです。

若狭高浜病院は「当院の職員がパワーハラスメントにあたる行為をしたことはまことに遺憾です。再発防止のため院内研修を実施するなどしてパワーハラスメント防止の重要性について周知を進めます」とコメントしています。