ドイツのメルケル首相は25日の記者会見で、新型コロナウイルスの第2波流行を受けた飲食店閉鎖などの規制を
少なくとも12月20日まで延長すると発表した。規制は今月2日に導入し、月末までの予定だった。

メルケル氏は感染者数がまだ相当多いと訴え、恐らく来年1月も規制を続けることになるとの考えを示した。

マスク着用義務を今後、店舗内のほか、店舗の前などに広げる。

各地で打ち上げられる年越しの大量の花火も自粛するよう求めた。

ドイツは10月以降、第2波に見舞われ、春の流行期と同様に飲食店や文化施設などの閉鎖措置を導入した。
感染者の増加率は規制の効果で今月中旬から鈍化しているが、衛生当局は20日、1日の新規感染者が過去最多の約2万3千人に上ったと発表した。
https://www.sankei.com/world/news/201126/wor2011260019-n1.html