北九州市は12日、新たに21人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
市内の2つの会社で新たに集団感染が確認され、いずれの会社でも社内でマスクの着用が不十分な状況だったということです。

北九州市によりますと、新たに感染が確認されたのは小学生1人を含む60代までの男女あわせて21人です。
このうち4人は市内の会社の同僚で、この会社で感染が確認された人は7人となりました。

また、別の4人は市内にある別の会社の同僚で、この会社で感染が確認された人は5人となりました。
市は、この2つの会社で新たに集団感染が確認されたとしています。

また、いずれも社員10人ほどの会社で、社内でマスクの着用が不十分な状況が市の調査で確認されたということです。

北九州市は「市内でも感染者が増えてきているので、職場や家庭でできる対策をしっかり取ってほしい。
会社での集団感染も確認されているので警戒を強めてほしい」と呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20201213/5020007581.html