※読売新聞

 青森県は28日、弘前保健所管内の県立高校で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生したと発表した。この高校に通う生徒など、関係者14人の陽性が明らかになっており、県内の教育機関では初めてのクラスターとなった。

 28日にこの高校の生徒9人の感染が確認された。この高校では、すでに生徒4人と関係者1人の感染が明らかになっている。うち複数の生徒が同じクラスや部活動に所属しているという。

 この高校は24日から冬季休業に入っている。県は生徒ら約100人の検査に着手したが、検査対象はさらに拡大する見通し。感染経路は明らかになっていない。

 県教育委員会によると、この高校ではクラスター発生前、全校生徒が参加する球技イベントや終業式での合唱が行われていた。

 和嶋延寿教育長は、28日の記者会見で「感染防止対策が十分ではなかったと考えられる」と述べ、各校の対策が徹底されているか点検する考えを示した。

2020/12/29(火) 10:59:32.22
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