東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は12日、共同通信きさらぎ会でインターネットを通じて講演し、
新型コロナウイルス感染症で今夏に延期された東京大会を、さらに1年延期することについては「絶対不可能だ」と述べた。
理由としては、開催準備で中心的な役割を担う組織委の職員の多くが、東京都や関係省庁からの出向者で、出向期間をさらに引き延ばすのは困難だと指摘。「お金の問題ではない」と語った。

 コロナ禍で焦点の一つとなる海外からの観客受け入れの可否については、感染状況を慎重に見極め「2〜3月にかけて非常に難しい判断を求められると思う」との見通しを示した。
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インターネットを通じて共同通信きさらぎ会の講演をする東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=12日午後、東京都港区
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