建設会社の営業所に忍び込み、卵35個を盗んだとして、兵庫県警尼崎東署は20日、建造物侵入と窃盗の疑いで、住所不定の土木作業員の男(56)を逮捕した。
 逮捕容疑は17日午前5時半ごろ、尼崎市内の建設会社営業所の社員食堂に侵入し、紙製のトレーに入れて置いていた卵35個を盗んだ疑い。

 同署によると、男は16日午前、同営業所で採用面接を受けた後、雇用が決まっていないのに社員食堂で食事をしたとして追い出され、かばんを忘れて帰った。その後、食堂から卵の箱がなくなり、営業所内の防犯カメラを調べたところ、男が侵入して運び出す様子が一部始終映っていたという。

 男は調べに「かばんを返してくれなかった腹いせに卵を盗んだ」と話し、容疑を認めている。

神戸新聞NEXT 2021/01/20 19:20
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202101/sp/0014019718.shtml