新型コロナウイルスが世界で拡大し、一部の国が、入国の際にウイルス検査の陰性証明書の提出を求める中、
偽の証明書などを販売していた組織の摘発がヨーロッパで相次いでいる。

ユーロポール(ヨーロッパ刑事警察機構)によると、フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港で、
ウイルス検査の偽の陰性証明書を乗客に販売していた組織が摘発された。

また、イギリスでは、新型コロナウイルスに関する偽の書類を、およそ1万4,000円で販売していた詐欺集団が逮捕されていて、
ユーロポールは注意を呼びかけている。

フランスは、EU(ヨーロッパ連合)域内からの旅行者に対し、陰性証明書の提出を義務化しているほか、
日本政府も、入国に際し、出国前72時間以内の陰性証明書の提出を求めている。
https://www.fnn.jp/articles/-/138825