Q.岐阜県飛騨市神岡町の山中にある観測施設「スーパーカミオカンデ」の名前の由来が知りたいです。「カミオカ」は神岡町のことだと思うのですが、「ンデ」にも意味はあるのでしょうか。また、頭に「スーパー」と付けたのはなぜでしょうか。(飛騨市・20代男性)

◆NDE核子崩壊実験の頭文字

A.観測を主導する東京大宇宙線研究所に話を聞きました。カミオカンデという名は、1983年に神岡鉱山で始まった「Kamioka Nucleon Decay Experiment(神岡核子崩壊実験)」に由来します。カミオカンデの設計を指導・監督した故小柴昌俊東京大特別栄誉教授が、地名とN、D、Eという頭文字をくっつけて命名しました。

 核子崩壊実験とは、カミオカンデで第一の目的としていた「陽子崩壊実験」のことです。物質を構成する陽子は、ずっと壊れることなく安定していると考えられてきました。しかし理論では、陽子がより軽い粒子へと壊れることが予言されています。陽子の寿命を実験で確かめるため、大量の陽子を観察して崩壊を捉えようと試みました。

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https://www.gifu-np.co.jp/news/20210221/20210221-46795.html
2021年2月21日 14時11分