宮城県は22日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた飲食業への政府の支援策「Go To イート」について、一時停止しているプレミアム付き食事券の販売を23日から再開するよう農林水産省に要請すると発表した。また、販売済みの食事券と付与されたポイントの利用再開についても利用者に知らせるよう求めるとした。

 県内では感染拡大を受けて昨年12月28日から「Go To イート」を一時停止。一方、今年2月に入り県内での新規感染者が低水準で推移していることや、売り上げが落ち込んだ飲食店から販売の早期再開を求める声が寄せられたことなどをふまえ、再開を判断したという。村井嘉浩知事は22日の定例会見で「増加傾向が見られた場合は、ためらうことなく国に一時停止を要請する」と語った。

 食事券は県内約250カ所で3月31日まで販売され、6月30日まで県内約3900店舗で使うことができる。

産経新聞 2021.2.22 16:30
https://www.sankei.com/life/news/210222/lif2102220022-n1.html