「4696人」。
 2020年6月に発表された数字が、関係者に衝撃を与えた。19年の1年間に県内で生まれた赤ちゃんの数だ。

 厚生労働省の人口動態統計で、県内の出生数が5千人を割ったのは明治期の統計開始以来初めて。
1969年の出生数は1万8056人で、50年間で7割以上減った計算になる。

 この間の県人口全体の減少率は2割余り。他の年代に比べ、赤ちゃんの減り幅の大きさが際立つ。
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