※読売新聞

金沢市の石川県立中央病院に勤務する派遣社員の女性が、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した後、ウイルスへの感染が確認されたことがわかった。

県などによると、女性は3月13日と4月3日に医療従事者向けの優先接種を受けた。その後、感染者の濃厚接触者として検査を受け、10日に陽性と確認された。症状はないという。

2回の接種を終えた人の感染が国内で確認されたのは初めてとみられ、厚生労働省の担当者は「接種で感染のリスクを低くできるが、ゼロになるわけではない。接種後も引き続き、感染防止対策をしてほしい」としている。

2021/04/12 10:44
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210412-OYT1T50018/