東京オリンピックの大会組織委員会が、海外から訪れるメディアについて、入国後はGPSで行動を管理する考えを示しました。

海外から来る選手、大会関係者、そして、メディアは約9万人となる見通しです。
彼らを対象に、スマートフォンのGPS機能を使い、厳格に行動を管理するというのです。

これには、政府が6月下旬の稼働を目指し、開発を急ぐ、いわゆる“オリパラアプリ”が使われます。
画期的な“神アプリ”かと思いきや、いくつもの「抜け穴」があると、ITジャーナリストの三上洋氏は指摘します。

三上氏は「懸念点として、スマートフォンを部屋に置いたまま、外出してしまうことも考えられます。スマホを2台持っていれば、そういうことも可能だと思う。
完全な行動管理は出来ず、本人の良識に任せるという形になるかもしれません」と話していました。

海外からの大会関係者は、日本滞在中、外出先を事前に申請することが求められます。

しかし、このアプリはGPS機能を使ってリアルタイムで行動管理するわけではなく、
GPSデータをスマートフォンにためておいて、後で回収できるというものです。

さらに、ホテルにスマートフォンを置いて出ることも可能で、ルールは破らないという“性善説”に基づいた抜け穴だらけの対策なのです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000218706.html

【ドヤァ】組織委 橋本会長「海外メディアはGPSなどで厳格に行動管理」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1623160249/