北海道内の再陽性を含めた新型コロナウイルス感染者のうち死者が占める割合は3・1%で、
全国平均1・8%の1・5倍以上となっている。

5月下旬以降、ほぼ連日2桁が続くなど高い水準で推移し、専門家は変異株の拡大に伴う治療の遅れが要因と分析する。

毎日新聞が全国の自治体への取材を基にまとめた各都道府県の累計死者数(9日時点)を累計感染者数で割り、死亡率を求めた。
最も高かったのは徳島県(死者63人)の3・9%で、福島県(同155人)3・3%、福井県(同34人)3・2%と続き、北海道(同1241人)は4番目だった。

感染規模が異なることなどから単純に比較できないが、
東京都や大阪府など主要都市と比べても、北海道の高い水準が際立っている。
https://mainichi.jp/articles/20210611/k00/00m/040/023000c