滋賀県の陸上自衛隊・大津駐屯地で、新型コロナウイルスに隊員135人が感染する大規模なクラスターが発生した。

吉田圭秀陸上幕僚長は2日の会見で、滋賀県の大津駐屯地で8月23日から9月1日までの間に、
135人の隊員が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。

吉田幕僚長は、「保健所等と連携して周辺住民に感染が拡大しないよう適切に対応する」とした上で、
「自治体、保健所等の関係機関、周辺住民に心配と不安をおかけしたことを心からお詫び申し上げる」と陳謝した。

関係者によると、隊員1人が濃厚接触者に認定され、周辺の隊員全員にPCR検査を行ったところ、135人の感染がわかったという。

感染した隊員は20代から40代で、ほぼ全員がワクチン接種を受けていなかった。
https://www.fnn.jp/articles/-/233335