https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210909/k10013250711000.html

みずほ銀行で8日、ATMなどが一時的に使えなくなったトラブルは、預金や送金などを管理する基幹システムの機器の不具合が原因だったことが分かりました。
銀行の中枢とも言える基幹システムで再びトラブルが発生したもので、銀行には頻発するトラブルの再発を防ぎ、利用者の不安を取り除くことが求められることになります。

みずほ銀行では8日午前、ATM=現金自動預け払い機およそ100台やインターネットバンキングが一時使えなくなるトラブルがありました。
関係者によりますと、このトラブルは、預金や送金などを管理する銀行の中枢とも言える基幹システムの機器で不具合が起きたことが原因だったということです。

みずほ銀行の基幹システムはおととし刷新されたものですが、ことし2月から3月にかけてこの基幹システムに関わる障害が相次いだため、再発防止に向けて総点検が行われる一方、金融庁も検査を進めています。

しかしその後も、みずほ銀行では先月20日に基幹システムと店舗の端末などをつなぐ部分の機器が故障し、再びシステム障害が発生しています。

今回は代わりの機器に正常に切り替わり、短時間で復旧したということですが、銀行には頻発するトラブルの再発を防ぎ、利用者の不安を取り除くことが求められることになります。