オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州は9日、新型コロナウイルスのワクチン接種率が州内で70%に達すれば、
接種済みの人を対象に外出規制を解除する方針を発表した。

地元メディアによると、10月末までに70%を達成するとみられ、
シドニーで6月下旬に導入されたロックダウン(都市封鎖)が感染者数にかかわらず終了される道筋が示された。

現在の州内の接種率は約43%。9日の市中感染者は1405人で、高止まりしている。

一方で州当局は「コロナとの共存」を念頭に、接種によって重症化のリスクが抑えられると判断した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090900689&;g=int