2021/09/19 05:01

落語家、林家木久扇(旧名・木久蔵、83)が考案した「林家木久蔵ラーメン」を製造販売する福岡市の販売会社がこのほど、商標権の期限が切れているのに対価を支払わされたなどとして、木久扇の事務所(東京)を相手取り約4200万円の損害賠償を求め福岡地裁に提訴した。

17日の第1回口頭弁論で木久扇側は争う姿勢を示し、翌18日に本紙の取材に応じた事務所は「弁護士に任せています」とコメント。本人はこの日、レギュラー出演する日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)の収録を地方でこなした。

訴状によると、食品会社は2005年、事務所と1食5円の対価支払い契約を締結。今年になって商標権の期限が切れていることが判明し、同社は対価支払いの停止を求めたが、一方的に契約解除を通告され、出荷停止や在庫処分などの損害を受けたという。

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