6年ぶり、即身仏の衣替え法要
鶴岡
2021/10/14 20:38 (JST)
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 鶴岡市大網の湯殿山総本寺大日坊(遠藤宥覚(ゆうがく)貫主)で14日、6年ぶりに即身仏・真如海(しんにょかい)上人の衣替え法要が行われた。

 真如海上人は1687(貞享4)年、現在の同市越中山に生まれ、青年時代に仏門に入って一生をささげたという。法要では遠藤貫主らがお経を唱える中、僧侶が上人の赤い衣などを新しい物に取り換えた。
訪れた約70人の信者らは静かに手を合わせ、見守っていた。上人はみこしに乗せられ、回廊を通って本堂に移動。引き続き、祈とうが行われた。

 御縁年のうし年、ひつじ年の6月1日に行っており、うし年の御縁年の今年は新型コロナウイルス感染対策に配慮し、延期していた。

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