2021年10月23日 12時15分

福島県須賀川市では、春ごろの悪天候の影響で出荷が落ち込んでいるりんご農家を支援しようと、規格外のりんごを集めた販売会が開かれました。

この販売会は、須賀川市やJAが地域の農家を支援しようと、市内の観光物産館で開きました。

須賀川市では、ことし春ごろのりんごなどの開花時期に霜がつき、枯れてしまう被害が出たほか、6月ごろにはひょうによる被害も出ました。

販売会では、生育が遅れて小さかったり、色が変わったりした規格外のりんごを10個ずつ袋詰めされたものが500円で販売されました。

開店前から行列ができ、訪れた人たちは次々と買い求めていました。

りんごは午前中に売り切れたと言うことです。

60代の男性は「購入することで、農家の助けに少しでもなればと思います」と話していました。

また、30代の女性は「偶然通りかかったのですが、安く買えるので、機会があったらまた買いたい」と話していました。

ソース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211023/k10013318471000.html