福岡市が進める新型コロナウイルスワクチンの接種率が、当初の目標通り、10月末で8割に達することが確実になった。
通常の個別・集団接種に加え、駅が近い接種会場や夜間接種会場の設置などが奏功したという。

市によると、接種対象者(12歳以上)のうち、25日時点で2回目の接種を終えた人が79%。
さらに2%が26日以降に予約を入れているため、予約通りに接種が進んだ場合、今月末で80・4%に達するという。

年代別では、50代以上の接種率は8〜9割台に達しており、10〜40代も6〜7割台となっている。

市は5月以降、身近なクリニックで受けられる個別接種を皮切りに、全7区に休日も接種可能な集団接種会場を設置。
24時間受け付ける市民病院、買い物や帰宅時に便利なJR博多駅そばの商業施設など、市民がライフスタイルに合わせて選べる会場を設けた。
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