https://news.yahoo.co.jp/articles/3a91072ad93850d18487284114a2604a9590f920

日本テレビ「笑点」などで活躍した2人組マジシャン「ナポレオンズ」のパルト小石
(ぱると・こいし、本名小石至誠=こいし・しせい)さんが肺炎のため、今月26日に死去したことが30日、分かった。
69歳。岐阜県出身。2019年10月に急性リンパ性白血病を発症したことを公表。
関係者によると、ここ数年、入退院を繰り返していた。

専修大学マジック同好会の同級生だったボナ植木(69)とコンビ結成。
1977年に「マジック・ナポレオンズ」としてデビュー。「あったまぐるぐる」「空中浮遊」などのネタで知られ、
「笑点」の演芸コーナーに数多く出演した。

小石さんは19年10月に急性リンパ性白血病を発症。昨年7月に寛解して退院したが、8月に再発。
10月に造血幹細胞移植のため転院し、12月に臍帯血移植を受けた。今年6月に帯状疱疹を発症し、
9月9日に肺炎のため緊急入院していた。

住宅誌「モダンリビング」編集長などを務めた妻の下田結花さんはブログで「生前、ナポレオンズのパルト小石こと、
小石至誠に頂きました皆様の思い、皆様の祈り、そしてご厚情に心から深くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました」と感謝した。

ロックバンド「ムーンライダーズ」のギタリスト・白井良明(69)はツイッターで「ナポレオンズのパルト小石さんご逝去。
ぼくの父親源三が出入りしていた植木金庫のボナ植木さんとナポレオンズ結成され一世風靡。
笑点など引っ張りだこな時の人。2004年ステージご一緒し、叱られたり、褒めていただいたり。使っていいよ!と
いってくれた言葉。『ま〜だやってる白井良明です』RIP」と悼んだ。