政府は、ガソリン価格の高騰を抑えるため、補助金の導入を決め、軽油や灯油についても検討する方針。

経済産業省は16日、高騰するガソリンについて、石油元売り業者に補助金を出すという、過去に例のない異例の対策を導入すると明らかにした。

ガソリン価格は10週連続で値上がりしていて、7年ぶりの高値水準になっているが、政府関係者によると、導入の目安は小売価格の全国平均が170円を超えた場合で、1リットルあたり最大で5円を想定しているという。

元売り大手の出光興産は、「補助金相当分を卸価格に全額反映させる」としている。

シンエネ八幡山SS・佐藤大さん「これ以上高騰した場合、補助が出れば、市場価格にも反映できると思うので喜ばしい」

経済産業省は、ガソリン同様に高騰している軽油と灯油についても、補助金を使い高騰を抑える対策を検討する方針。

https://www.fnn.jp/articles/-/271555