12月03日 15時14分

去年行われた国勢調査の結果、岡山県の人口は前回・5年前に比べて3万3000人以上減り、およそ189万人と40年ぶりに190万人を下回りました。

国勢調査は5年に1度行われ、去年行われた調査の結果、岡山県の人口は188万8432人と、前回の平成27年と比べて3万3093人、率にして1.7%減りました。
国勢調査で、人口減少するのは3回連続で、県の人口が190万人を下回るのは、昭和55年以来40年ぶりです。
人口が増加したのは、岡山市、総社市、早島町、里庄町の4つの市と町で、このほかの23の市町村では減少しました。
減少率が最も大きかったのは美咲町でマイナス9.6%、次いで高梁市がマイナス9.4%、吉備中央町と笠岡市がマイナス8.9%となっています。
一方、65歳以上の高齢者の割合は30.7%と、初めて30%を超えて過去最も多くなり、14歳以下の「年少人口」は12.6%と過去最も少なくなりました。
また高齢者の割合が40%を超えた自治体が9市町村と、前回の調査から7市町増え「少子高齢化」に歯止めがかからない状況が浮き彫りとなっています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20211203/4020011123.html