3分インタビュー
2021年12月02日 08時30分 公開
[熊谷紗希,ITmedia]

3分インタビュー:
 「SNSで話題のあの商品はどうやって開発したの?」「なぜこの会社はこんな取り組みを進めているの?」ちょっと気になっていた企業の“なぜ”をコンパクトに紹介します。
 サービスや製品に込めた思いや苦労話など、担当者にしか分からない「裏側」を徹底取材。仕事が忙しくて、じっくりと情報を得ることができない人でも読めるよう、できるだけ簡潔にまとめています。テレワーク中の息抜きや移動時間、就寝前に「3分インタビュー」でサクッと情報収集!







 ランドセルが年々重くなっているらしい。教科書のページ数や副教材が増えたことが大きな原因だという。学校用品を販売するフットマークの調査では、小学1〜3年生の90.5%が「ランドセルが重い」と回答した。また、ランドセルの重さは平均3.97キロで、3キロ以上ある割合は65.8%に上るという結果も出ている。

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ランドセルが重量化している(画像:ゲッティイメージズより)

 重量化から腰痛や肩こりなどが引き起こされる「ランドセル症候群」にかかる小学生もいる中、「ランドセルが約90%軽くなる棒」が発明された。今年の11月に誕生し、予約販売を開始したところ、すでに約2000本の問い合わせがあったという。小学生と共同で行った開発は、どのように進んだのか? 悟空のきもち THE LABOの現役大学生 太田旭さんと永野弘樹さんに話を聞いた。





ランドセルが軽くなる「棒」の正体は?

――ランドセルが約90%軽くなる棒は、どういった商品なのでしょうか?


Pマークの専門家が推奨するクラウドストレージは?
太田: 商品名は「さんぽセル」(3960円)といいます。ランドセルをキャリーバッグのように斜めに倒して持ち運ぶための商品です。2本の棒で普段はランドセルの側面に取り付けておくことができます。

 棒を伸ばして、ランドセルに取り付けるだけなので慣れれば1分ほどでキャリーケース化できます。2021年11月に開発し、予約受付をしたところ現時点で約2000本の注文が入っています。発売は1月ですが、これからも注文が増えると期待しています。


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ランドセルが軽くなる棒「さんぽセル」(左)、キャリーケースのように変形させられる(画像:以下、悟空の気持ち THE LABO提供)




――小学生と共同で開発とのことですが、どのような経緯で進んだのでしょうか?
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2112/02/news036.html