彦根 ドローンで山間部の機材運搬 人力で40分が2分に短縮

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20211208/2060009393.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

重い機材の運搬が難しい山間部の工事現場にドローンを使って機材を運ぶ取り組みが滋賀県彦根市で始まりました。

ドローンを使った機材の運搬は関西電力送配電が始めたもので、8日は彦根市の山間部にある
鉄塔の工事現場に機材を運びました。
今回使ったドローンは全長2.7メートルの大型のもので、最大で60キロの荷物を運ぶことができます。

作業員がドローンに機材をつり下げると、山の中にある工事現場まで運び、
機材を置いてすぐに戻る作業を繰り返していました。
山間部の工事は重い機材を人力で運んだり、新たに道を整備したうえで車で運んだりするため、
時間や労力がかかることが課題となっていますが、この現場ではこれまで人力で運ぶと
およそ40分かかっていた運搬作業が僅か2分に短縮されたということです。

関西電力送配電 滋賀支社の高城貫弘課長は「作業員が運ぶと時間もかかるし、危険でもありますが、
ドローンを使えばスムーズで非常に有効だと思います」と話していました。

この会社では今後も同じような山間部での工事にドローンを活用することを検討していくということです。

12/08 15:18