高知市の高校に留学中のトンガ留学生 不安な胸の内語る

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20220118/8010013721.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

南太平洋のトンガ付近で発生した大規模な噴火で、高知市の高校に留学しているトンガ人の留学生は、
家族の安否が確認できておらず、「毎日、トンガや家族のことを考えてしまう」と不安な胸の内を語りました。

今月15日にトンガ付近で大規模な噴火が発生し、トンガでは最大およそ80センチの津波が観測されました。
現地では電話やインターネットの通信が困難な状態が続いていることもあり、
今も被害の詳しい実態が分かっていません。

高知市の高知中央高校にはトンガ出身でラグビー部に所属している
ポロ・ティモテさんとシアオシ・モヘノアさんの2人の留学生がいます。
2人は噴火をSNSで知り、その直後に家族と電話をしたり「教会に避難している」といった
メッセージを受け取ったりして連絡がとれたものの、その後連絡がとれなくなったままだということです。

ポロさんは「毎日、トンガや家族のことを考えてしまってさみしい」と不安な胸の内を語りました。
また、シアオシさんは「お母さんと電話できましたが2分で切れた。
親のことを考えてしまいおとといの試合では何もすることができなかった」と話していました。

チームの主将を務める渡邉大さんは「自分たちにできるのは2人とコミュニケーションをとって
楽しくラグビーをすることだと思う。家族の安否を確認して安心して一緒にラグビーがしたい」と話していました。

01/18 18:02