中国の税関当局は、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった24日、ロシアからの小麦の輸入を拡大すると発表しました。

 中国の税関総署は、「ロシアの全域から小麦を輸入することを許可した」と明らかにしました。

 これまで、ロシアからの輸入は地域を限定して行われてきましたが、今後は、病害の発生がない地域であればどこからでも加工用の小麦の輸入を認めるとしています。

 中国メディアによりますと、今月4日に北京オリンピックの開会式に合わせて開催された中ロ首脳会談で決定したもので、今後、ロシアによる侵攻で小麦の生産地であるウクライナからの輸入が滞る可能性があるためとしています。

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